今日はドラム教本の「ドラム個人練習のタネ」について
語りたいともいます。
↓です。アマゾンで1944円でした。
この本は、染川良成さんという方が書いてます。
この方は、DrumGymっていうドラムに関する機関を設立したり、
講師をやられているみたいです。
では、早速内容についてです。
サブタイトルが「1時間でこれだけ叩けば上手くなる」となっているだけあって、1時間で練習できる51のフレーズがいい感じに収録されています。CDもちょうど1時間位で聴き終わりました。
これを毎日一時間すれば、上手くなれると思います。
この本のフレーズは結構聞いていて楽しいと感じまして、
一時間は無理でも、15分なら続けられそうな気がしました。
しかし、一時間を毎日って、かなり難しいんですよね。
社会人だとなおさらです…T_T
毎日一時間は難しいなっていう場合は、
この本の10フレーズくらいを選んで、
紙に書きだして、毎日練習すれば効果が出ると思います。
フレーズの内容に関しては、対象は中級者だと思いました。
パラディドル、ルーディメンツ、ゴーストノートなどの基本単語を知っていた方が、すんなり頭に入ってくると思います。でも、初心者の方でもCDを聞きながら進めると、用語も頭に入ってくるのではないかと思います。
(私はyoutubeの令先生のチャンネルで基礎を勉強させてもらいました)
8ビートなどの基本フレーズよりも、ややテクニカルなフレーズが多いです。
例えば、ダイナミックビートやソンゴパターンなど。
でも、名前は知らなくても、聴いたことあるっていうフレーズが多かったですね。
「あのフレーズって、譜面に書くとこうなるのか。」と、とても参考になります。
あと、よいと思ったのは、右手、左手の割り当てがR,Lで明記されている点。
最近の教本だと書いてあるのが多いですが、
この本は、ほぼすべてのフレーズにRLが明記されています。
素晴らしいです。
ダブルストロークやパラディドルを習得するには、RLの順番は必須です。
反面、ツインペダルのフレーズはほとんどないです。
なので、メタラーまっしぐらの人からすると、
物足りないかもしれません。
しかし、バスドラのダブルストロークを使ったフレーズは
何個かあったので、ペダル技術も間違いなく上がります。
総評として、この教本は買いだと思いました。