昨日、仕事を休んでゴムボートの中間検査に行ってきました。
中間検査はJCIさんによって行われています。検査は平日しかやっていないので、どうしても仕事を休んでいく必要があります。
・日本小型船舶検査機構(JCI):中間検査
以下、ざっくりとした中間検査の流れのメモです。
まずは、中間検査の期限の半年前くらいにJCIさんからお知らせが届きます。引っ越しとかをするとお知らせの封筒が届かなくなるので、必ず転送設定をしておきます。
その封筒の中に、申請書や振り込み用紙が入ってっているので、振り込み(5000円くらい)をして、申請書をJCIさんに送付します。
振り込みはコンビニでできます。
申請書は船舶検査申請書というやつです。
船舶検査申請書にはあらかじめ住所を印字してくれているのですが、私は引っ越ししたので、前の住所が記載されていました。どうしたらいいのか、JCIさんに問い合わせると、2重線で消して新しい住所を記入するだけでOKとのことだったので、そのようにしました。(大きさが3m以上の船舶は別途登録変更が必要ですが、私のゴムボは3m以下なので修正のみでOKでした)
また、検査を受けようとする場所は、ゴムボなので運搬が可能なため、最寄りのJCIさんの支店にしました。
あと、↓みたいな自主整備点検記録という用紙も入ってたのですが、下記のように記入して、これも申請書と一緒に返送しました。(これに記入して提出すると、いくつかの検査が省略されると記載されていますが、私の場合は省略された項目はなかったように思います)
申請書を送付すると数日後にJCIさんが電話をかけてきてくれるので、その時に、申請書にて希望した検査日で、どの時間帯にするかを予約します。私は10時を選択しました。
検査日の前日には、検査に必要なものを車に積みましたが、結構色々あるので、普段の釣行準備の時と同じくらい大変でした。
検査日、当日。
趣味に関することなので、ちょっとだけワクワクした感じはありましたね。
↓がJCIさんです。
↓が検査場。
自分は10時からだったのですが、前後に1人ずつ検査があったので、結構予約は埋まっているみたいでしたね。検査前に、まずは2階に行って、到着した旨を伝えに行きます。そうすると、準備してくださいと言われるので、荷下ろしして準備します。
今回は、シープロ9.8馬力とトーハツ6馬力の両方を登録したかったので、両方を持参しました。
必要だったものは下記です。
・ゴムボ本体
・船外機(登録する台数分)
・ガソリンタンク(登録する台数分)
・救命胴衣 (TypeAを登録人数分。今回は4人分)
普段、自動膨張式を使っているのなら一応それも持参しておい方がよいです。
・アンカー+ロープ
・赤バケツ+ロープ
・ライフブイ(オレンジ色の浮き輪)
・係留用ロープ2本(1m位じゃちょっと短いと指摘がありました)
・ホイッスル(自動膨張式でないのならば救命胴衣についているのでもよい)
・黒球(2個)
・標準工具
・信号紅炎(携帯電話でも登録可能)
・船体番号シールを貼ったプレート×2
・フットポンプ
・更新前の船舶検査証書と船舶検査手帳
・登録人数を記載したシール(初回登録時にもらうやつ、トランサムに貼っておく)
・救命胴衣の格納場所を示すシール(トランサムに貼っておく)
以上です。
ゴムボは本体のみでよくてエアフロア、オール、赤旗、ドーリーはいらないです。ただ、フットポンプはないと落とされるようなので注意が必要です。他に、現地では効率的にゴムボを膨らます必要があるので、ブロアや電動ポンプは持って行った方がいいと思いました。
信号紅炎は今回からは携帯電話として登録しました。でも、釣行の際に携帯電話を忘れると違反になるため注意が必要です。緊急時には118に電話をする必要もありますし、必ず釣行の際には携帯するようにしましょう。
あと、携帯電話の帯域に関してですが、3大キャリア(ドコモ・ソフトバンク・AU)の契約でもプラチナバンドに対応していない携帯電話だと岸から離れると電波があまり届かないので、携帯電話がプラチナバンドに対応しているかの確認も必須です。いざというときに118に電話が通じないと大事故になってしまう可能性があります。
ライフブイ(オレンジ色の浮き輪)には、名前(フルネーム)と在籍市(〇〇市)を書いておく必要があります。(参考:サイト1、サイト2)
同じく、救命胴衣の下記の箇所には、船名・船舶番号、または船舶所有者名の記入が必要です。私はマジックで自分の名前(フルネーム)を記入しておきました。
標準工具とは船外機を購入したときについていた↓のような工具セットです。
以上が検査に必要な物です。
ゴムボ本体の検査はパンクがないかの確認のみで、すぐに終わりました。石鹸水によるパンクチェックがある場合もあるらしいのですが、今回はなかったです。
船外機は下記の水槽に入れて、始動できるかの検査が行われました。6馬力、9.8馬力ともに前日に軽くかけておいたので、問題なく始動できました。
検査は順調に進み、15分くらいで終わりました。片付けをして2階に行くと、新しい船舶検査証書と船舶検査手帳を無事にもらうことができました。
あと、↓のような、次回検査時期が記載されたシールも2枚もらえるので、船体番号シールを貼ったプレート×2に貼ります。
他には、救命胴衣の着用方法に関するシールをトランサムに貼る必要があるとのことで、下記シールを2枚購入しました(1枚でOKだけど、予備として1枚を追加購入。100円/枚。)。このシール以外に、初回の船舶検査時にもらった登録人数を記載したシールもトランサムに貼ってくださいとのことでした。(剥がれるなどして紛失した場合は、再発行してもらえばよいと思います。多分。)
以上のような流れで、比較的スムーズに中間検査を終えることができました。これも、参考サイト様のおかげです。ゴムボくらぶ様、北国の遊び方様、どうもありがとうございました。
これで、しばらくゴムボ釣行を楽しめそうです。