私はこれまで、
古いスマホ(LYNX3D)を音声専用(ドコモFOMA契約)、
格安スマホ(ALCATEL IDOL3)をデータ通信専用(OCNモバイルONE)
のように使い分けることによって、通信費を抑えてきました。
月々の携帯電話の維持費は、以下の通りでした。
音声通信費:1584円
データ通信費:1356円
合計:2940円
ドコモでは現在、Xi(クロッシー)が主流なのに、
あえて古いFOMA契約を残している理由は、
1、家族無料通話を残すため
2、維持費が安い
3、IP電話では緊急電話(110,119など)がかけれないから
です。
家族以外との電話は、OCNモバイルONEのIP電話、ラインの電話などを使って
音声通信費を極力削減していました。
これでうまく回っていたのですが、
古い方のスマホの調子が悪くなってしまい、
機種変更を考える必要性が出てきました。
途方にくれながら、ネットを色々調べた結果、
検索サイトなどで有名なgooが2016年12月14日に発売した
スマートフォン「g07」が最適であると判断しました。
「g07」が最適だと判断した主な理由は、
1、SIMフリー機
2、DSDS(デュアルSimデュアルStandBy)機能がついている
3、FOMAにも公式に対応
4、USBがTypeC (USB端子が上下どちらでもさせる新しい方式)
5、バッテリー容量が3000mAh
6、CPUが8個
7、ハイスペックなのに19800円
以上です。
一番、大きな理由は1~3です。
まず、通信費を低価格で維持していたしっかり者(ケチ?)の私にとって、
今更、通信費をUPしたり、機種代に大金を払うことには
とても抵抗感がありました。
ですので、機種は格安のSIMフリー機で、なおかつ
FOMAの音声専用Simカードを使えることが必須でした。
OCNモバイルONEはすでに契約済みでしたので、
FOMA+OCNモバイルONE
の2枚のSimを同時に使用可能なデュアルSimに対応していることが条件となりました。
デュアルSimは日本ではあまり広まっていませんが、
海外では比較的広まっている方式で、
Simカードが2枚挿せるようになっており、
音声はA社、データはB社、という風に
通信会社が自由に選べるようになっています。
ここ最近では、日本でもデュアルSimが普及してきましたが、
デュアルSimに対応しているスマホでも
問題点がありました。
それは、2枚のSimカードが同時に使えない
という致命的な欠点です。
つまり、2枚のSimをスマホに挿していても
有効なのは1枚のみで、使いたいSimをその都度、
手動で切り替えないといけませんでした。
ここで、「g07」のDSDS機能が非常に役に立ちます。
DSDSは(デュアルSimデュアルStandBy)の略で、
2枚のSimを同時に使用可能とする機能で、
Simカードを自動で切り替えてくれます。
たとえば、
電話をSimカードAで待ち受けて、
その間に、SimカードBでネットができる。
SimカードAに紐づけされた電話番号Aでかけた直後に、
切り替えなしに、SimカードBに紐づけされた電話番号Bでかける。
などの様に使うことができます。
これは、私のように
音声通話はFomaを、データ通信はOCNモバイルONEを使いたい、
しかも格安スマホでストレスフリーに実現したい、という人には
もってこいの機能なのですね。
さらに、スペックが結構高いのに19800円という
格安スマホの価格帯です。
以上の点から、2016年の年末にGooSimSellerで即行注文しました(笑)
※「g07」にはOCNモバイルONEの契約キットも強制的についてきます。
しかし、契約しなければ費用は掛からないので安心してください。
年末でしたので、到着は2017/1/4以降とのことでした。
さて、本体を購入したのは良いですが、
古いスマホを使っていた人には、さらなる課題が待ち受けています。
それは、「古いスマホのSimカードが標準サイズ」ということです。
左から、
標準Sim、大きさは25mmX15mm
マイクロSim、大きさは15mmX12mm
ナノSim、大きさは12.3mmX8.8mm
です。
今回、私の古いスマホ(音声通話用)に入っていたは標準Simでした。
しかし、「g07」はマイクロSimとナノSimしか入りません。
データ通信用のOCNモバイルONEのSimはマイクロSimでしたから
標準SimをナノSimにサイズ変更をしないといけませんでした。
通常、Simカードのサイズ変更は、
ドコモショップに行って手数料2千円を払えば
可能なのですが、私は3カ所回ってようやくナノSimに変更してもらえました^^;
最初の2か所のドコモショップでは、
「FomaではナノSimにできません」
との回答でした。
Xi(クロッシー)に契約を変更しないと
ナノサイズにはできないとのことでした。
しかし、Xiにしてしまうとカケホ―代の基本料金2700円に
さらに色々払って、トータル4000~5000円を
音声通話のためだけに払わないといけなくなる、と言っていました。
今までランニングコストを3000円以下に抑えてきた私にとって、
これは許容できませんでした。
「(g07でDSDS機能を堪能できないのか・・・)」と、
諦めかけて3軒目のドコモショップに行きました。
「Foma契約のSimカードを標準からナノにしたいです。」というと、
店員さんが「理由はなんですか?」と少しめんどくさそうに質問してきたので、
「g07という機種を購入して、それに挿したいからです。」
と正直に答えました。
そうすると、「2000円かかりますが、可能です。」
との返事が返ってきました。
(なんで最初の2軒では、変更できなかったんじゃ、コルァァ!!!)と、
内心ちょっと腹が立ちましたが、書類などに適当にサインして、
無事ナノSimに変更してもらえました。
同じような境遇の人がいたら、
諦めずにドコモショップを巡ってみてください。
Foma契約でも、サイズ変更は可能です!!
(ショップによっては、Simを挿す本体を持ってきてくださいと
言われる場合もあるそうですよ。)
そして、ついに本日(2017/1/7)「g07」が届きました。
本体のほかに、OCNモバイルONEの契約キット、
TypeCのUSBケーブル、コンセントアダプタ、
Simスロットを出す金具、画面の保護シート、
説明書類が同梱してました。
保護シートがついているのはうれしいです。
しかし、保護ケースはついていないので、
Gooのサイトで別途購入した方がいいでしょう。
g07専用 保護ケース クリアタイプ
さて、問題のSimカードですが、
私は以下の様に挿しました。
左のSim1スロットにはマイクロSim(OCNモバイルONE)
右のSim2スロットにはナノSim(Foma音声専用)
です。。
本来は、g07をFomaで音声専用で使用し、
比較的新しい格安スマホのIDOL3をOCNモバイルONEでデータ専用で使用して、
2台体制にしたかったのですが、
g07はFOMAのみのSim1枚挿しでは、利用できないようです。
ですので、仕方なく「g07」1台に統合することにしました。
g07の設定マニュアルには、利用可能なパターンとして、
1、音声+データ × 音声のみ
2、音声 × 音声
3、音声(+データ)※どちらかのスロットのみ利用
と書いてあり、パターン3によると音声のみで
利用可能だと思うのですが、Fomaに限り音声単体の使用ができないと思われます。
また、Gooのサイトには
「Sim1にFOMAカード、Sim2にData通信用SIMカード」
を装着してください、と書いてありましたが(参考)、
「Sim1にOCNモバイルONE、Sim2にFOMAカード」
でも問題なく動作しました。
↓ちゃんとSimが認識して、右上に4Gと3Gのアンテナが立ってます。
ちなみに、アンテナが立たない場合は、
Simカード管理のGSM状態をOFFにしてみてください。
私はこれで動作するようになりました。
以上が、DSDS対応の神スマホ「g07」に
ついての解説でした。
いかがでしたか?
しばらく使って、また何かあれば、
報告しますね。ではでは、快適なスマホライフを・・・
ブログ拝見しました。
アデトさんの使用方法で音声通話、データ通信は、問題なく使用出来ていますか?
fomaはsim1で使用して下さい。のメーカー注意書きが気になり、調べていたところ、アデトさんのブログにたどり着きました。
その後、不具合は無いでしょうか?
教えて下さい。