どうも、「SMD釣りch」というYoutubeチャンネルを運営しているSMDと申します。
ボート乗りとしては、沈没・転覆の危険性を常に意識しておくべきだと思います。
そこで今回、Youtubeにアップされているミニボートの沈没・転覆動画を集めてみました。死亡事故も含みます。
先輩方の失敗から学ばせてもらいましょう。
目次
ぺろぺろ丸の船長pan
一見、穏やかそうな海ですが、外海とリーフの境目で生じた白波にやられたそうです。
釣りどんvlog
ポリエチレン製のボート+サイドフロートで沈没。
サイドフロートの取付があまく、他の船が立てた引き波がボート内に侵入し沈没。
荒波High Waves
FRP分割ボート+サイドフロートで沈没。
沈没後2時間も海に漂っていたらしく、このチャンネルの方が救助したそうです。
突風により波が立ち、それがボート内に入ってきて沈没したみたいです。
私もFRP分割ボートを持っており、同じようなサイドフロートを使っているので他人ごとではありません。
天気予報は必ず確認し、天候の急変には素早く対応するべきだと思います。
また、FRPミニボートは一定量の水がボート内に侵入すると急激に浮力がなくなるので、すぐに沈没してしまいます。
なので冬はゴムボートの方がいいかもしれません。
(といっても、ゴムボートも穴あきには十分な注意が必要なので、真冬の出航は控えたほうがいいとは思います)
aaa Akihiro
バス釣り用のアルミボート。
バス釣りではボート上に立って釣りをするので、不安定になりがちです。
湖は海に比べて波が穏やかなので、立ってもいいかもしれませんが、それでも沈没するときは沈没するようです。
海では、基本的にはボートの上では立ってはいけませんし、右舷左舷のどちらかに重心を大きく偏らせてはいけません。
焦るとついつい立ってしまいそうになりますが、肝に銘じておく必要がありますね。
tub orion
google map上で気になった場所を実際に行ってみるというyoutuberさんです。
小さなポリエチレン製ボート+HONDA2馬力船外機で磯場に上がろうとしたところ転覆。
いちおう自力でボートに上がれたが、海上保安庁に救助要請。
ファンキーカムカム
プロアングラーさんです。
私もチャンネル登録させていただいております。
カヤックによる転覆。
安価なカヤックで作りがよくなく、小さな穴が空いており、そこから海水が少しずつ侵入。
やがて浮力がなくなり転覆したそうです。
カヤックは船体が細長いため横方向に対する安定感がなく、ゴムボートやFRPよりもさらに転覆しやすそうですね。
FISH HUNTERひろぽん
カヤックでの沈没映像。
釣れた魚を後ろのクーラーボックスに入れようとしたところ、あっけなく沈没したとのこと。
カヤックでは左右のバランスを特に注意したいですね。また、ライフジャケットは必須です。
床屋の休日
カヤックの転覆。
風の影響と体重による重心の偏りから転覆したそうです。
北海道網走市・サケ釣りゴムボート死亡事件
比較的安全とされているゴムボートでも死亡事故が発生しています(2021/11/03)。
転覆映像ではないですが、注意喚起のために取り上げました。
この事件に関しては、別途記事を書いたので、そちらも参考にしてみて下さい⇒(記事)
新潟県村上市・ゴムボート死亡事故
男性二人がゴムボートで岩場に向かう途中に海に投げ出された。男性1人は自力で岸にたどり着きましたが、もう1人の方は亡くなられました。(2022/5/4)
西宮一家
転覆はしていないですが、比較的大きなFRPボートで、ボート内に波が入ってくるときの様子。
他の船が立てた引き波が入ってきたようです。往来の激しい航海ルートは避けた方がよさそうですね。
以上です。
私は沈没・転覆の経験はないですが、海上で船外機のエンジンがかからなくなり、海岸に戻れなくなりそうになった怖い経験があります。海は本当に怖いです。その気持ちを忘れず、今後もボート釣りを楽しんでいきたいと思います。