E資格2023#1に合格。意味ないことはない。落ちたくない。勉強内容と勉強時間などの体験談。AVILENさんの資格講座を使用。

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2023年2月19日に実施されたE資格(2023#1)を受験し、なんとか合格することができました。この記事では勉強方法や勉強時間などの合格までの経緯について、まとめてみました。

受験動機

・業務で機械学習を使うことになり効率的に知識を習得したかったから
・受験に関する費用を会社が負担してくれたから

資格講座受講から試験までのスケジュール

・2022年2月:AVILENさんの講座受講開始
・2022年6月:コーディング演習が終了
・2022年8月:講座の修了が直前すぎて2022#2の受験を見送る
・2022年12月:勉強を本格的に開始
・2023年2月19日:受験して合格

AVILENさんの講座

基礎講座+E資格の講座を受講しました。
受講価格は18万円くらいみたいですね。(REF)

AVILENさんの講座は全部オンラインで受講できました。

基礎講座ではpythonの使い方や機械学習の基本的な部分を学びました。もともとpythonは使っていましたが、Pytorchは使ったことがなかったですし、知らないコマンドも知れてよかったですかね。あと、統計とか確率はあんまり勉強したことがなかったので勉強になりました。

メインのE資格講座の方では主に深層学習について学び、各種修了試験(基礎、コーディング、深層学習の3種類)を受けました。

基礎と深層学習の修了試験に関しては受験できる回数が決まっており、一定数落ちると追加料金が必要になります。

基礎の修了試験(応用数学、統計、機械学習など)は所定回数内(5回だったっけ?)で合格できましたが、深層学習の修了試験は2回落ちてしまって、追加料金(1万円)を払うことで3回目の受験で合格しました(恥)。

コーディングに関しては14回分と結構量がありましたが、落ちるとかがないので、無難にこなしていけば修了させてもらえる感じでした。

仕事をやりながらだったので、結構大変でしたね。

E資格受験に向けた勉強

本格的に勉強を始めたのは2022年12月からで、本番の2か月前くらいからでした。

使用した教材

勉強に使った教材は下記です。
典型的な教材しか使ってなかったと思います。

■赤本(ゼロ作シリーズ)・・・いずれも4000円弱
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

ゼロから作るDeep Learning 2 ―自然言語処理編

ゼロから作るDeep Learning 4 ―強化学習編

■黒本
徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集 第2版

黒本は単行本(6000円くらい)とKindle版(セール中に購入して3000円くらい)を両方買いました。さすがに赤本、黒本は自腹で購入しました。合計2.1万円位の出費。

■AVILENさんの資料
・講義資料(14回分)
・想定問題集(Vol1~3)
・JDRA公式例題(2種類)
・深層学習の修了試験と模試の解答(計300問分)

勉強方法

黒本とAVILENさんの資料(想定問題集、公式例題、深層学習の修了試験と模試の解答)で問題を解けるようになるまで繰り返しました。

あとは、分からない点を赤本やAVILENさんの資料(講義資料)で補完する、それでも分からなかったらネットを調べる、といった感じでした。

結構困ったのが、各種資料に間違いが多かったことや数式の表現が異なっていたことです。間違い箇所の修正や数式の理解にとても時間がかかってしまいました。最終的には自分でノートを作って情報を一元管理するようにして何とかしのぎました。

個人的に効果的だった勉強方法は下記でした。

・ノート作り
→ジェルインキペンが書きやすく、また視認性もよくてgoodだった
・JDRAで公開されている試験範囲を確認して勉強範囲を絞る
→試験範囲はJDRAのホームページに載っています。範囲外のことはやらないと割り切る勇気も必要かと思います。
・タブレットやスマホも活用
→基本は紙媒体を使っていましたが、タブレットやスマホにも電子資料を入れて、空いた時間にも勉強できるようにしてました。特に寝ながら勉強するときとかは紙媒体だと重くてしんどいですが、タブレットやスマホだと軽いので使いやすかったです。
・家だと集中できないときはスタバなどで勉強
→あまり長時間勉強すると迷惑かもしれないですが、明らかに集中できました。
・暗記ではなく理解重視
→なかなか時間が限られて全部理解は難しかったですが、できる限り理解しようとするのは重要だと思いました。丸暗記はとにかく忘れやすいです。
・とにかく反復する
→受験の定石ですね。ただ、後で反復するから暗記事項を覚えなくていいかと甘えていると、本当に全く覚えていない場合が多いので、できるだけ覚えようとする意識は必要かと思います。

勉強時間

本番試験の対策だけでいうと、本番の2か月前から直前期(1週間前)は0.5~2時間/日くらいで、直前期は5時間~10時間/日くらいでした。

本番の2日前は会社を休み、一日10時間勉強しました。正直、大学受験でもここまで勉強したことはなかったです・・・。(自分でも1日10時間できるんだと発見がありました(笑))

平日は仕事で疲れて勉強できない日もありましたが、大体100時間くらいやったかもしれませんね。

AVILENさんの講座受講も含めると、200時間くらいだったと思います。

受験結果

2/19に本番試験を受験しました。

本番を受けた感覚としては「確信をもって回答できたのは40%くらい、回答を迷ったのが40%、試験後に間違いだったと思ったのが20%」みたいな感じでした。

ですので、受験終了直後は落ちたと思っていましたし、合格通知が来るまでは本当に気が気じゃなかっただです。

そして、合格通知は3/10にメールにて届きました。

本当に受かっていてよかったです。

メールには分野別の得点率も記載されていましたが、お恥ずかしいので明記は勘弁させてもらいますが1分野は6割台でヒヤリとしましたが、他は8割~満点でした。

公式ページによると、2023#1では総受験者数1,112名に対して合格者数が807名(72.57%)で分野別得点率は下記だったようです。

■分野別の平均得点率
応用数学:67.15 %
機械学習:65.79 %
深層学習:62.31 %
開発環境:59.90 %

例年に近い結果みたいだったようですね。

感想

とにかく試験対策の勉強がしんどかった印象です。特に直前期は精神的にきつかったですね。
会社にお金を払ってもらってる以上、落ちると面目ないですし、恥ずかしいですし・・・。

でも、乗り越えた後から思うと、受けてよかったなと思います。
(もう資格物は受験したくないですが・・・)

特に、これまで勉強に対して苦手意識があったのですが、「自分もそこそこできるじゃん、まだいける」って思えるようになったのはよかったですね。

本職の仕事でも勉強が求められるので、今後はもっと勉強していけたらいいなと思います。

また、深層学習ももっと積極的に使っていきたいと思えるようになりました。メインは深層学習ですが、いつか、強化学習や生成分野もやってみたいものですね。